アドバイザーの竹田です。
先日、ライフプラン作成のセミナーをオンラインで受講しました。
家づくりを検討されている方でも最近は
FPによるライフプランのシミュレーションを行う方も多くなりました。
「FP相談ってしたほうがいいんですかね?」というご質問をいただくことも。
住宅会社から紹介されてシミュレーションをされる方、
フリーペーパー等のイベント告知で参加される方、
きっかけは様々です。
私もFPの資格を持っており、
実際にライフプランのシミュレーションを自分自身で受けてみたり、
他のFPさんが行うシミュレーションを参考に聞いたりしてみましたが、
シミュレーションの流れやヒアリング項目についてはFPによって異なります。
皆さん、ライププランのシミュレーションをしてもらい
それによって住宅購入の予算が「安心して返せる金額か」を知りたいと思います。
これまで経験したことのない大きな金額であること、
長い返済期間であること、
多くの不安をシミュレーションの結果で安心したいというお気持ちです。
ただ、シミュレーションをするにあたって
家庭の現状(収入と支出)を把握されていない方も多いのも現状です。
また、家を建てた後の暮らし(お子様の教育や老後の生活)についても
特に考えていない方も多いです。
なんとなくシミュレーションをしてもらい、
FPの方に言われるまま平均的な値を入力してもらったり、
多めに費用を見積もってもらったり、という方も多いかと思います。
※すべての方がそうではありませんが
大事なのはやはり、まず現状を知ることです。
現在の家庭の収入、支出、貯蓄を認識する。
なんとなく余ったお金を貯金していませんか?
何にお金を使っているかご夫婦で把握していますか?
そして、家を建てたあとの20年先、30年先、それ以降の生活を
ご夫婦で話してみることです。
これはあくまで将来のことなので
漠然としていてもいいです。
「あれしたいね」「これしたいね」と希望で構いません。
現状を知り、将来の設計図を描くことで
それに必要なお金、足りないお金がようやく見えてきます。
夫婦、家族のことはやはり本人が一番よくわかっているはずです。
第3者はあくまでそのサポートにすぎません。
とはいっても、「二人で話しても先に進まない・・・」というケースもありますので
そんな時は私も含めFPの方のサポートも活用していただければと思います。
家を建てる、ということは
そこから始まる家族の未来を描くことでもあります。
家づくりナビ相談カウンターでは
ただ家を建てるための知識、情報を伝えるだけでなく、
家を建てた後の家族の暮らし方や将来の生活についても
一緒に考えていきたいと思います。
家を建てる、ことが楽しく考えられるように
サポートさせていただきます。
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