【ブログ更新】全館空調の家ってどう?

アドバイザーの竹田です。


寒くなってきたこともあってか、

全館空調に関するご相談(ご質問)もよくいただくようになってきました。


マイホームを考え始めた初期段階、

情報収集がこれから、という方は

「全館空調ってなに?」

「聞いたことはあるけど、いいの?」という方もいらっしゃるかと思います。


全館空調の説明の前にまず換気システムについて。

機械で給気と排気を行うのが第1種換気、

排気のみを機械で行うのが第3種換気となります。

最近は住宅の高性能化(気密、断熱)にあわせて

第1種換気を採用するお住まいも増えてきました。


イニシャルコストで言えば第3種換気のほうが低い、

でも外の冷たい空気と室内の暖かい空気を効率よく入れ替えられる(温度変化を少なくできる)第1種換気のほうが快適空間が維持できる、

という風に「どっちがいい?」と迷われる方も。

それぞれメリットとデメリットがありますので

メリットだけでなく、両面を見て判断することが必要です。


この第1種換気システムはあくまで換気の仕組みですが

それにエアコンの機能を加えたものが全館空調、

わかりやすくいうとこんな感じです。

※厳密にいうと多少異なる部分もあるかと思いますが、あくまでわかりやすく


従来の家では各部屋にエアコンがそれぞれついていて、

エアコンがついていない廊下やトイレなどが寒い・・・

これが全館空調だと、家丸ごと空調を管理することができるので

家のどこにいても暖かい(夏は涼しい)という環境が実現できます。


と聞くと、「全館空調がいい!」となりますが

イニシャルコストや機械交換時のコストなどを考慮すると

「どうしよう・・・」となってしまうわけです。


最近は全館空調にもいろいろなメーカーの商品、方法があり、

それをアピールする会社も増えました。

寒くなってくるこの季節は

採用している住宅会社はアピールのチャンスなので

見学に行った際にはよく話にも出ることと思います。


全館空調を採用することは

あくまで「快適な家」を叶えるための一つの手段です。

採用することが目的ではありません。


「快適な家」の基準は皆さん異なりますし、

それを叶えることができる手段が他にもあればそれを検討することも可能です。


ここでお伝えしたいのは

全館空調がいい、悪い、ではなく、

そもそもどんな家にしたいか、どんな暮らしがしたいか、

ここがぼやけている方が多いということです。


何を採用するか、を考える前に

まず「どんな家にしたいか」

「どんな暮らしをかなえたいか」を少し考えてみましょう。


もちろん、快適な空間を体感できるこの季節は

ぜひ全館空調も体感をしてみることも大事です。

百聞は一見にしかずです。


「全館空調?」

「第1種?第3種?」

よくわからないという方もお気軽にご相談ください。

わかりやすくご説明し、体感できるような見学会場の選定もさせてていただきます。