【見学会レポートvol.7】中庭のある住まい

アドバイザーの竹田です。

先日、砺波市の「チューリップ四季彩館」で開催されている

「春を呼ぶ チューリップ展」に行ってきました。

砺波といえば「チューリップ」、

私の家でも以前チューリップを栽培していました。


館内には冬というのに多くのチューリップが咲いていました。

色や形も様々で、見ていると昔球根を植えたり、花を摘んだりしたことを思い出しました。

このイベントは2月24日(日)まで行っているようです。

GWに開催される「チューリップフェア」の前に

一足早い春を感じてみてはいかがでしょうか。


さて、本日の見学会レポートは

トラスト住建さんの四十万モデルをご紹介します。


前日から降っていた雪もまだ少し残っていましたが

大きな窓と吹き抜けがある開放的なLDKも

床暖房がついていてとても暖かかったです。


中庭があることでLDKの採光もしっかりと確保されています。

「大きな窓で開放的な家がほしい」という方も多いですが

実際に家が建つと前面道路や隣の家からの視線が気になり

カーテンが閉めっぱなしというお宅もよく見かけます。

敷地の条件を有効に活用する間取りの参考になるといいですね。


2階ホールにはお子様が並んで座れる勉強スペースがあります。

親子でいっしょに座って読書するのもいいですね。


庭に対する意見も

いろいろなご相談者とお話していると様々です。


「バーベキューをしたい」という方もいれば

「手入れが面倒」という方も。

あればいいけどなくてもいいスペース、という方もいらっしゃいます。


庭をつくることによってそれなりの広さの土地を探さないといけないかもしれませんし、

土地に余裕がなければ1階のスペースを削ることも必要になります。

その要望が目的か、手段かによっても捉え方が変わってきます。

採光のために、となれば中庭は採光のための手段になります。

そのほかの手段で採光がとれれば中庭は必要ではないかもしれません。


内見会やモデルハウスを見学した際にも

「このスペースは何のためにつくったんですか?」

「どういう要望があってこの間取りになったんですか?」

という質問ができると

その会社がどんな意図があってその間取りを提案したかが伝わってきます。


「こんな家がいい!」と明確なイメージがある方ばかりではありませんので

家づくりの要望を整理することはとても大変ですが

まずは思いつくだけのやりたいこと、憧れ、希望を出してみることをオススメします。


今のお住まいや実家での暮らしの不満の改善、

見学会で見たアイデアや雑誌、webで見たデザイン、

少しずつ優先をつけながら

それをもとに住宅会社さんに提案していただきましょう。

「イメージ通りの提案」よりも

「イメージにはなかった提案」を楽しめる家づくりもいいと思いますよ。