【見学会レポートvol.13】モデルハウス?内見会?どっちを見に行く?

アドバイザーの竹田です。

6月3日から「次世代住宅ポイント」の受付が開始されました。


「?」という方もいらっしゃれば

「聞いたことはあるけど具体的には・・・?」

という方もいらっしゃるかと思います。


字セイダイ住宅ポイント制度とは、

一定の省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等を満たす住宅や

家事負担の軽減に資する住宅の新築やリフォームをされた方に対し、

さまざまな商品と交換できるポイントを発行する制度です。

今年10月に予定されている消費税率引き上げに備えた

国土交通省の支援策です。


一定の基準を満たす住宅を建築することで

新築であれば最大35万ポイントが発行され、

ポイントは様々な商品と交換することができます。


私も数年前に自宅のリフォームをおこなった際に

当時の「住宅エコポイント制度」を利用しました。

ポイントを何に交換したかは全く記憶にないのですが・・・

でもポイントがもらえる、というお得感は覚えています。


諸条件はありますが、

制度の利用を検討される方は

申請期間にも注目しておいて下さい。

申請期限は予算の執行状況に応じて公表(遅くとも2020年3月31日)ということです。

すべての方が対象になるわけではないようですね、

限度額に達した段階で締め切られるようです。


対象期間は

 請負契約は2019年4月以降

 建築着工は~2020年3月31日

 引渡しは2019年10月1日以降


申請期限の2020年3月ということはあと10カ月で

住宅会社を決め、着工しないといけないということですね。

意外に時間があまりないかもしれません・・・


決して「焦ってください」ということではありません。

制度の概要、期間を理解したうえで、

逆算して「いつからなにをはじめればいいか」を考えていきましょう。


前置きが長くなりましたが、

今回の見学会レポートです。


今回は射水市にあるワイケイホームさんの常設展示場「絆」にお邪魔してきました。

こちらの展示場は平日は夜9時までオープンしているようです。

「お仕事帰りにちょっと見学」もできますね。


リビングの大きな吹き抜けがとても開放的です。


階段の途中にはスタディコーナー。

最近は子供部屋で勉強する子供も少ないようで

LDK周辺やスキップフロアを利用してスタディコーナーを設ける事例もよく見かけます。



2階の寝室にはお化粧もできるカウンター。



よく見ると、洗面ボウルと蛇口が。

「2階に洗面をつくっておけばよかった・・・」という声を聞くこともありますが

こういうアイデアも参考にしていただけるといいですね。



そのほかにも完成してからは見えない柱や断熱材など

大事な構造に関する商材も多数展示されていました。


「展示場って広すぎて参考にならない」

「モデルハウスに行ってみたけど豪華で高そう」

という方もいらっしゃいますが、

常設展示場、モデルハウスは等身大の内見会場とはちょっと違った見方が必要です。


そのまま住むために建てられているわけではありませんので

部分ごとに動線や間取りのアイデアを参考にしていただきたいですね。

必要な部分は取り入れ、不要な部分は要望から外して

ご自身のイメージを少しずつ固めていきましょう。


あとは、キッズスペースもあることが多いので

お子様連れでの見学には大変助かると思います。


いろいろな構造模型や施工事例の写真も展示されているので

一度の見学で多くの情報を参考にすることができます。


大事なのは展示場、モデルハウスでも内見会でも

目的をもって見学に行くことです。

「とりあえず・・・」と気軽に行くよりは

「今日は〇〇を参考にしよう」とあらかじめイメージしておくことで

参考になった部分、ならなかった部分が明確にわかります。


これまで数多くの家を見学してきた(かれこれ1,000件以上見てきました)からこそわかる

住宅見学のポイントも

ココカラ。家づくりではアドバイスさせていただきます。