【見学会レポートvol.15】完成してからは見えない壁のなか

アドバイザーの竹田です。

先週末から射水市赤田で

「射水市一条南住宅展」がスタートしました。

今回は13社全14棟、

射水市では人気のエリアということもあり

「どれくらい多くの方が見学に来られているかな~」と気になり

見学に行ってきました。


当日はあいにくの雨模様でしたが、

それでも各モデルハウスの中に入ると

どの会場も複数組の方が真剣に見学をして

各社担当スタッフさんの説明を真剣に聞いていらっしゃいました。



会場内には「お子様一次お預かりサービス」として

キッズコーナーもあり、

多くのお子様が楽しそうに遊んでいました。

小さいお子様連れだとゆっくり見学できない方もいますので

こういうサービスはうれしいですよね。


さて、今回の見学会レポートは

「構造見学会」です。


今回は富山市麦島で開催されていた中田工務店さんの「構造見学会」に行ってきました。


10月にオープン予定のモデルハウスということで

基礎断熱やトリプルガラスに

吸気、換気ともに機械で熱を交換する第一種換気システム、

地震の揺れを軽減する制震ダンパーなど

見どころが満載でした。


床下も見えるようになっています。

写真ではわかりにくいですが、

よく見る引き違いの窓ではなく、

高い気密性能のシングルスライド窓というものになっていました。

(一回手前に引いてから横に動かす、という感じです)



柱と柱の間に斜めにつけられているのが制震ダンパーです。

これが一軒の家に数カ所取り付けられています。

写真は床下から伸びる吸気と排気のダクト。

家の外からのきれいな空気と

室内の空気の温度差を機械により効率よく熱交換し

省エネかつきれいな空気環境が実現できます。



専門的な単語や数値が多く

ここには書ききれないのですが、

ご興味ある方は担当のスタッフさんが丁寧にご説明いただけるので

ぜひ完成前にもご覧いただければと思います。

※完成が近くなるにつれもちろん壁の中は見えなくなるのですが・・・


「完成見学会」は皆さん見学することも多いと思いますが

「建築中の現場を見ても参考になるの・・・?」とか

「柱や断熱材を見てもわからないから、

見学に行くなら間取りやインテリアの参考になる完成見学会がいい」

という方もいらっしゃるかと思います。


ただ、私もこれまで1,000件以上のお住まいを見学してきましたが

「構造見学会」も参考になる部分は多いです。


まず、夏や冬でもエアコンがついていない状態で

どのような温度になっているか、

まさに素の性能が体感できます。

※個人差がありますが・・・


また、建築中の現場がどれくらい整理整頓されているかもわかります。

※イベント用にきれいになっていることももちろんありますが・・・


「完成見学会」ではどうしても間取りやデザインに目がいきがちですが

住宅性能や施工力なども住宅会社選びの基準になる方は

ぜひ「構造見学会」も一度は参加してみてくださいね。

※イベントとして開催されていない場合でも、

問い合わせすれば対応いただけることもあります