家づくりアドバイザー竹田です。
ご自宅でできるマイホーム取得に向けて「今できること」をお伝えします。
第2回は「ライフプラン」。
前回の「家計の収支の把握」では現状のお金の動きを把握しましょう、とお伝えしました。
現状が把握できれば次は将来の動きの把握です。
これがわからないので皆さん不安が大きいです。
「家賃と同じくらいのローン返済でしばらくいけると思うけど、子どもの教育費が心配」
「35年返済にすると完済年齢が定年後(65歳?)越えるけど大丈夫?」
家を建てることがゴールではなく、
家を建ててからがスタートとして
これからの人生を考えてみましょう。
ご夫婦のこと、お子様のこと、人によってはご両親のこと。
何歳の時にどんなライフイベントが起こるでしょう。
※きちっと決めなくていいです。「こんな風にこれから暮らしていきたいよね~」と楽しく考えてください。
お子様がすでにいらっしゃる方であれば
今から何年後に小学校、中学校、高校の入学時期がやってくるか。
大学には行ってもらいたいか、行かせるなら県内?外?国公立?私立?文系?理系?
※お子様がこれから、という方は「〇年後には〇人目の子供が欲しいよね」と想像してみてください
お子様の免許取得、成人式、結婚、・・・どんな援助をしてあげたいですか?
ご自身がご両親からしてもらったことを思い出してみてください。
お子様の成長にあわせて奥様の収入の変化もあると思います。
ご主人の昇給はどんな感じに推移していくでしょう?
(職場の先輩の給与、退職金なども聞けたらいいですね)
車の買い替え時期はどんなサイクルですか?
何歳まで乗りますか?
新車?中古車?
ファミリーカー?軽?
旅行にはどんな頻度で行きたいですか?
子供がちいさいうちは頻度も多いと思います。
子どもが大きくなってきたら夫婦2人で、というのも想像してみるといいですね。
定年後はどんな風に暮らしていきましょう。
20年後、30年後・・・まだまだ先ですが、
「こうなったらいいな」という目標・計画をつくってみることが大事です。
それにあわせて家にかけられるお金も自然と決まってきます。
職場の同僚が同じ年収だとしても、
子どもが2人の家庭と3人の家庭ではもちろん教育にかかる費用も異なります。
趣味や余暇の過ごし方も異なります。
自分たちの「ライフプラン」をイメージしてみましょう。
先が見えない状況だからこそ
少しでも「こうなっていたいよね」「あれもやってみようよ」と
これからの暮らしを楽しくイメージしてみるのもいかがでしょう。
ライフプランがイメージできれば
いつごろにいくらぐらいのお金が必要になるかがわかってきます。
具体的な金額が見えることによって
「いつまでにいくらずつ貯金していこう」という計画も立てやすくなります。
貯金しても貯金しても不安が残る方は
「いくら必要か」という目標がないから。
目標をまず設定してみて、
それに向けて計画を立てて、
あとは実行していくのみです。
そうすると自然と「住まい」にかけられるお金も見えてきます。
自宅で家族でいる時間が長くなってくる今だからこそ
普段話せない「将来の夢」を話してみてはいかがでしょう。
※それぞれのライフプランにかかるお金の平均値、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください
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