【見学前にできることvol.6】土地を選ぶ基準

家づくりアドバイザー竹田です。

ご自宅でできるマイホーム取得に向けて「今できること」をお伝えします。


第6回は「土地」について。


最近はスマホで簡単に土地情報を探せるようになりましたので

すでに土地探しをされている方も多いかと思います。


ご相談のなかでも

「土地から先に決めたほうがいいんですよね?」という方も多いです。


ただ、皆さんに聞くと

「なかなか希望に合った土地がない」

「ネットで出てない情報ってありますか?」

「土地はみんなどうやって探していますか?」

ということをお話される方も多いです。


通常のご相談では

「土地探しはまだしなくていいですよ」

とお伝えしております。


予算が決まっていない、建てたい住宅会社、間取りも決まっていない、

そんな状態で土地情報だけ見ていても

なかなか土地購入の決断ができません。

土地を探す前に「してほしいこと」をお伝えしています。


予算を考えること(家計の収支を把握することやライフプランをイメージすること)、

建てたい家のイメージをつくること(要望の整理をしたり、イメージ写真を蓄積したりすること)、

ここまでは先日からお伝えした通り、自宅にいながらもできます。


ただ、その予算と要望を叶えてくれる住宅会社に見学に行けない、という状況だとその先に進めません。

だから今、順序を少し入れ替えて「土地情報」を見る、というのもおススメします。


「探す」ではなく「見る」程度でかまいません。


今ある土地を買うわけではありません、

半年後なのか、一年後なのか、本格的に探す(選ぶ)ときのために

「この場所だとだいたいこれくらいの価格の土地があるんだな~」とか

「本当はこのあたりで探したいけど、あまり情報がないな~」とか

その程度で大丈夫です。


エリアの相場を知ったり、

情報が多い(少ない)エリアを知るだけでも基準が少しずつ作れます。


土地はそこに1つしかないもの、

ないところで「探す」のではなく

あるもののなかから「選ぶ」ことになります。


「選ぶ」ための基準をつくっていかなければいけません。

「価格」「広さ」以外にも「周辺の環境」や「通勤の距離」「校区」など

いろいろな基準があります。


「絶対」に譲れない基準もあれば「できれば」という条件もあると思います。

いざ「選ぶ=決める」ときに決断できるよう

少しずつでもいいので基準・条件をまとめておきましょう。