【見学前に今できることvol.1】家計の把握

家づくりアドバイザー竹田です。

ご自宅でできるマイホーム取得に向けて「今できること」をお伝えします。


まず第1回は皆さん気になる「お金」のこと。


「家計の収支を知る」


多くの方の相談を受けて思ったことは、

皆さん自分たちの予算を把握できていない、ということです。


もちろん、家(とくに注文住宅)は定価がありません。

チラシやホームページで1,980万円と大きく出ていることもありますが、

小さく※ただし〇坪以上、とか〇〇や△△は含まずと入っていることもあり、

「いったいどれくらいお金かかるの?3,000万ぐらいあれば家は建つの?」

とぼんやりとしたイメージしか持てないのもよくわかります。



では、いざ予算の根拠を聞いてみると

意外に自分たちの貯金の総額もわからない方や

生活費の内訳がわからない方も多いです。

毎月支払っている家賃も長く住んでいるうちに「だいたい」でお答えする方も。


出かけなくても自宅でできることとして

まずはご家庭の収支を明確にすることをおススメします。


収入は毎月の給与明細を見ればわかりますが、

毎月支払っている「食費」「通信費」「被服費」「交際費」など

できるだけ細かく何にいくら使っているのかを見てください。


毎月支払わない、年に1回のものもあると思いますので

それはひと月に分割してみてください。


収入から支出を差し引くと、いったいいくら残りましたか?

その残った金額は貯金できていますか?

※以外に収入ー支出(貯蓄含む)を計算すると「使途不明金」に気づく方も多いです。家計の見直しをするいい機会ですね

まず自分たちが何にいくらお金をかけているか、を知ることは大事です。

財布の中身は自分たちにしかわかりません、

住宅会社でもなければ、銀行を貸してくれるところでもありません。


「平均」「一般的に」というワードが好きな方もいらっしゃいますが

まず自分たちの現状を知ってから平均と比較して下さい。

平均よりも多く使っている、意外に使っていない、がわかります。


家計管理のアプリなどもあります、

まずは自分たちの財布の中身を知りましょう。

月々いくらのお金が入ってきて

何にいくらつかっているのか。

住宅にまわせるお金がいくらなのかはもちろん、

お子様が小さいご家族であればこれからの教育資金に貯めていけるお金、

老後の生活に向けて貯めていけるお金、

収入ー支出が見えてこないことには予算が立てられません。


見学前にできること、

まずは「自分たちの財布の中身を知る」ことです。